朝起きると腰が痛い・・・5つの原因とは?
こんにちは(^^)
堺市北区北花田のまつもと鍼灸整骨院の松本です。
今日もブログへの訪問ありがとうございます。
今日は「朝起きたら腰が痛いあなたへ」と言う事で、寝起きの腰痛についてお話しいていきます。
今この記事を読んでいるあなたは、このような事でお悩みかと思います。
・寝起きは腰が痛くて起き上がるまでに時間がかかる。
・起き上がる前に軽い体操をしないと動けない。
・朝、顔を洗う時に中腰になるのが怖い。
・昼頃になるとウソみたいに腰の痛みがなくなっている。
などなど、、、
朝はスッキリと快適に目覚めたいものですね。
それでは、なぜ寝起きに腰が痛くなるのかの原因をご紹介します。
原因を知れば対策も立てやすくなりますよ。
1、寝ている時の姿勢
寝起きの腰痛で最も多いのが寝ている時の姿勢です。
あなたは朝目覚めた時にどのような姿勢になっていますか?
特にうつ伏せになっている方は要注意です。
イラストのようにうつ伏せの姿勢では腰が反った状態になっています。
背骨から腰の周囲には神経が多く通っており、腰が反ったままの姿勢で長時間いると、これらの神経が圧迫されてしまい、腰痛を起こしたり、悪化させることになってしまいます。
まずは朝起きた時に自分がどんな姿勢になっているかチェックしてみてましょう。
2、寝具があっていない
旅行先のホテルで「朝起きた時に腰が痛い・・・」という経験はありませんか?
これはホテルの寝具(枕やマットレス等)が体に合っていないために起こっています。
これと同じように、毎朝起きたら腰が痛いというあなたは、家の寝具があっていないかもしれません。
それではどんな寝具が良いのでしょうか?
「布団って硬い物と、柔らかい物だとどっちが良いの?」と質問を受けますが、これはとても難しい質問です。
硬い寝具だと、肩や腰に圧力が集中してしまうために、痛みやしびれを起こします。
(床で寝てしまったときに体が痛くなるのと同じですね)
また柔らかい寝具では、体の中で最も重い腰の部分が沈み込んでしまいます。
寝具は、体の凹凸を受け止め体にかかる圧力を分散させてくれる「体圧分散」と、腰の部分だけが沈まずに、背骨をまっすぐに支えてくれる「寝姿勢保持」の2つが備わっている事が大切です。
とはいっても、なかなか難しいので、寝具専門店で自分にあったものを探してもらうのが一番です。
3、運動不足
デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢で長時間仕事をされる方は運動不足になりやすく、腰回りの筋肉が固くなって血行不良を起こし、筋力が低下したりしています。
人は一晩で20~30回寝返りをするといわれ、寝返りをする事で循環を良くしたり、その日の体の歪みを正していますが、筋力が低下していると寝返りの回数が減ってしまい、それらが上手くいかずに、腰の疲労が蓄積されて朝の腰痛がおこりやすくなります。
同じ姿勢でお仕事をされている方は、ときどき体を動かして腰の筋肉の緊張をほぐしてあげましょう。
また、寝る前のストレッチも寝起きの腰痛の予防になりますよ。
4、腰回りの循環が悪い
一般的に午前4時~6時の時間帯が最も体温が低くなっています。
そのため、朝は血流がゆっくりになっていますし、筋肉も固くなっています。
しかし、朝に腰痛が出ない人もいます。その違いは腰回りの循環です。
腰回りの筋肉が柔らかく循環がスムーズな人は、朝の循環がゆっくりな状態でも腰痛は出にくいですが、普段から筋肉が固くなっている人は、朝のゆっくりな循環では十分に血液がいきわたらないため痛みが出てしまいます。
日頃から、腰回りのストレッチをして循環を良くしていきましょう!!
5、食事の時間
夜遅くに食事をして、そのまますぐ寝てしまうと、内臓に非常に負
担をかけてしまいます。
体には「内臓神経反射」という反射作用があり、内臓に負担がかかることによって腰や背中の筋肉が緊張して固くなってしまいます。
腰や背中の筋肉が緊張することで、腰回りの循環が悪くなってしまうので、朝の腰痛を引き起こすことになります。
寝る前2時間は食事を取らないようにしましょう!!
まとめ
今回は、寝起きの腰痛の原因を5つご紹介しました。
1、寝ている時の姿勢
2、寝具があっていない
3、運動不足
4、腰回りの循環が悪い
5、食事の時間
この5つが全てというわけではありませんが、少しでも寝起きの腰痛の原因を知って、寝起きの腰痛から抜け出すヒントになれば幸いです。