頭痛について
こんにちは(^^)
堺市北区のまつもと鍼灸整骨院の院長松本です。
・頭が締め付けられるように痛い。
・夕方になると、だんだん首や肩がこってきて頭が痛くなる。
・頭痛のせいで物事に集中できず、頭痛薬を飲む
こんなことはありませんか?
日本ではおよそ4000万人の人が頭痛に悩まされていると言われています。
これほど身近な症状のため、「頭痛くらい」と軽く考えられがちですが、日常生活に支障をきたします。
頭痛は「日常的に起こる頭痛」・「脳などの病気から起こる頭痛」・「慢性頭痛」と大きく3つに分けられます。
日常的に起こる頭痛
日常的に起こる頭痛の原因には、様々ありますが主に次のようなものがあります。
●冷たいものを一度に食べたとき
●アルコールの飲みすぎ、二日酔い
●急な気温や天気の変化など天候によるもの
●人の多い所や、換気の悪い場所にいた時など環境によるもの
●仕事の疲れやストレスなど精神的な緊張によるもの
●生理痛など月経によるもの
●睡眠不足や寝過ぎなど睡眠によるもの
●熱があるなど風邪の症状によるもの
これらの頭痛は比較的症状が軽い、一時的な頭痛であることが多く、慢性化するような心配はないと思われます。
脳などの病気による頭痛
「脳などの病気」による頭痛は、普段経験している頭痛とは違い、命にかかわるものがあります。
次のような症状に注意してください。
●いままでに経験したことのない激しい痛み。
●突然起きた激しくて強い痛み。
●頭痛の他に、高熱や視覚・平衡感覚の異常、意識の障害がある場合。
●手足に力が入りにくい時や、感覚に異常がある場合。
●ろれつが回りにくい、記憶障害がある場合。
●頭痛が強く、薬の飲んでも効かない場合。
これらの症状の場合、脳の病気、副鼻腔炎、目の病気が関係している場合がありますので、早めに医師の診断を受けてください。
慢性頭痛
一般的に慢性頭痛は「一次性頭痛」と言われ、明らかな基礎疾患のない頭痛とされています。
一時性頭痛は大きく3つの頭痛に分類されます。
◇緊張性頭痛・・・首や肩のコリ、ストレスなどから起こる頭痛
●頭が締め付けられるように痛い・・・
●きつい帽子をかぶっているような感じがする・・・
●ダラダラとした痛みが続く・・・
などと表現されるのが、緊張性頭痛の特徴です。
ではなぜ、緊張性頭痛が起こるのでしょうか?
緊張性頭痛は「肩こり頭痛」といわれるくらい、頭、首や肩の筋肉が緊張し血流が悪くなって起こります。
原因として
◇同じ姿勢での長時間の作業
◇姿勢不良からくる筋肉への負担
◇精神的なストレス
◇パソコンや携帯電話・スマートホンなどの使用による眼精疲労
などがあります。
予防や対処法としては、原因となる首や肩の筋肉を緊張をとるといことになります。
対処方法(痛くなってきたら)
◇首こりや肩こりなど、こってきている部分をホットパックやドライヤーなどで温め血行を良くする。
◇首や肩のストレッチを行い、筋肉jの緊張を緩める。
◇我慢ができないような痛みなら頭痛薬を飲む(あまりお勧めはしませんが・・・)
予防方法
基本的には、対処方法と同じです。
緊張性頭痛の原因となる、首こりや肩こりを解消することで予防できます。
◇片頭痛・・・こめかみ付近を中心に脈を打つような痛みがおこります。遺伝が関与していることもあります。
片頭痛とは、頭の片側のみに発作的に発生し、脈を打つような痛みや嘔吐などの症状を伴うのが特徴的です。
片頭痛は頭の血管が拡張し、血管まわりの神経が刺激されるために起こると言われています。
そのため、脈を打つような痛みがある場合、マッサージや入浴、ストレッチ等をするとさらに血管が広がり、痛みが強くなってしまうので逆効果になります。
片頭痛でツライ思いをされている方は、頭痛外来で医師の診断を受けられることをお勧めします。
◇群発性頭痛・・・男性に多いとされる頭痛で、目をえぐられるような強烈な痛みが起こります。