堺市北区の頭痛治療の鍼灸院|低気圧と頭痛の関係
こんにちは、大阪府堺市北花田のまつもと鍼灸整骨院です。
2025年5月16(金)に九州地方南部の梅雨入りが発表され、今年もまたジメジメとした梅雨の季節が近づいてきましたね。
「雨が降りそうな日は、頭がズキズキする…」
そんな経験はありませんか?
これは、**低気圧が原因で起こる「気象病」**の一種。とくに頭痛として現れることが多く、多くの女性が悩まされています。
この記事では、
✔ 低気圧と頭痛の関係
✔ 東洋医学から見た原因
✔ 今すぐできるセルフケア
について詳しくご紹介します。
【なぜ雨の日に頭が痛くなるの?】
◆ 原因①:気圧の変化による自律神経の乱れ
低気圧が近づくと、気圧が下がり、体はそれに適応しようとして交感神経が優位になります。
その結果、血管が拡張しやすくなり、偏頭痛が起きやすくなります。
◆ 原因②:内耳のセンサーが過敏に反応
耳の奥には、気圧の変化を感知するセンサーのような働きをする「内耳」があります。
ここが敏感な人ほど、低気圧の影響を受けやすく、めまいや頭痛、吐き気を伴うことも。
◆ 原因③:東洋医学では「水毒」や「気滞」が関係
東洋医学では、低気圧によって「湿気=余分な水分」が体にたまりやすくなると考えます。
湿気が多いと「気(エネルギー)」の巡りが悪くなり、頭部の重だるさや痛みとして現れやすくなります。
あなたの頭痛はどのタイプ?|低気圧頭痛のセルフチェック
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雨の前日や曇りの日に頭痛が起きる
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こめかみがズキズキ脈打つように痛い
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肩こりや首こりが強くなる
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乗り物酔いしやすい
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気分が落ち込みやすくなる
→ これらに当てはまる場合、低気圧による頭痛の可能性大です!
【今すぐできる!セルフケア5選】
①耳たぶマッサージ
内耳の血流をよくし、自律神経を整えるのに効果的。
やり方:
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両耳たぶを指でつまみ、優しく回す(前まわし10回、後ろまわし10回)
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耳全体を軽く引っぱったり、上下に動かす
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これを1日2~3回行う
\POINT/
リラックスした状態でゆっくり行うのがコツ!
②ツボ押し(合谷・風池・天柱)
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合谷(ごうこく):手の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ → 頭痛・首肩こりに◎
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風池(ふうち)・天柱(てんちゅう):うなじのくぼみにあるツボ → 自律神経・めまいに◎
押し方:
5秒かけてゆっくり押し、5秒かけてゆるめる。1セット×3回。
③しょうが湯で「湿」を追い出す
しょうがは体を内側から温め、「湿」を飛ばす効果があります。
おすすめレシピ:
すりおろし生姜 小さじ1+はちみつ+白湯 150ml
④軽いストレッチ&深呼吸
背中や肩甲骨を動かすストレッチで血流UP!
ゆっくり深呼吸を取り入れて、副交感神経を優位に。
簡単ストレッチ:
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両手を天井に向かって伸ばす
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大きくゆっくり3回深呼吸
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肩を後ろに大きく回す
⑤首を冷やさない、温める
首のうしろ(風池あたり)を温めると、緊張がやわらぎ、頭痛が軽減されることがあります。
入浴や蒸しタオル、またはドライヤーの温風を首筋に当てるのもおすすめです。
まとめ|気圧に負けない体をつくろう
低気圧による頭痛は、気圧の変化そのものを防ぐことはできませんが、体の巡りを整え、自律神経のバランスをとることで軽減できます。
「ちょっとした違和感に気づいて、整えること」
これが東洋医学的なアプローチです。
つらい頭痛に悩まされないためにも、日頃からセルフケアを習慣にしてみましょう。
お困りのときは鍼灸もおすすめです
当院では、気象病・頭痛に対して
✅ 自律神経の調整
✅ 首肩まわりのコリの緩和
✅ 耳まわりや気圧に反応しやすいツボへの施術
などを通じて、体質改善のお手伝いをしています。
「薬に頼らず、自然な方法で改善したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。