膝裏の膨らみが気になる…整形外科で「ベーカー嚢腫」と診断された方の施術例

「1ヶ月くらい前から、膝の裏が出っ張っているのが気になります」

久しぶりにご来院された患者様から、このようなご相談がありました。

膝裏の膨らみが気になり、整形外科を受診したところ、ベーカー嚢腫と診断されたそうです。

特に右側の膨らみが強く、整形外科では「特にできることはなく、必要であれば注射で溜まった液を抜く」と説明を受けたとのことでした。

今回は、この患者様に対して当院でどのような身体の状態を確認し、施術を行ったのかをご紹介します。

ベーカー嚢腫とは?

ベーカー嚢腫は、膝関節の後ろ側にある滑液包に関節液がたまることで、膝裏が膨らんで感じられる状態です。

膝の曲げ伸ばしをしたときの違和感や、膝裏の張り、圧迫感などを感じることがあります。

ベーカー嚢腫そのものについては、膝関節の炎症や変形性膝関節症、半月板の問題など、背景にある膝の状態を確認することも大切です。

そのため、まずは整形外科で診断を受けることが重要です。

今回の患者様も、まず整形外科を受診し、ベーカー嚢腫と診断されていました。

患者様の状態

今回、当院で身体の状態を確認すると、特に気になったのが右のお尻から下肢にかけての筋肉の緊張でした。

右のお尻の筋肉がかなり硬く、そこから太もも、下腿部にかけても強い緊張がみられました。

膝裏の膨らみが気になっているからといって、膝周辺だけに問題があるとは限りません。

膝は、股関節や足関節など、上下の関節や周囲の筋肉の影響を受けながら動いています。

そのため当院では、膝だけを見るのではなく、お尻から太もも、ふくらはぎまで含めて下肢全体の状態を確認しました。

膝だけではなく、お尻から下腿まで確認

今回の施術では、特に緊張が強かった右のお尻をはじめ、

  • お尻
  • 太ももの後面
  • 太ももの前面
  • 下腿部

などに対して、マッサージと鍼による施術を行いました。

膝裏に症状があるからといって、膝裏だけを集中的に施術するのではありません。

身体はそれぞれが独立しているわけではなく、股関節や膝、足関節、それらを動かす筋肉が関係しながら動いています。

そのため、膝周囲だけでなく、下肢全体の筋肉の状態や動きを確認することを大切にしています。

お尻の筋肉が硬くなると、膝にも影響する?

お尻の筋肉は、股関節の動きや骨盤の安定に関わっています。

また、歩く・立つ・階段を上るといった動作では、股関節だけではなく膝や足首も一緒に動きます。

そのため、どこかの筋肉が過度に緊張していたり、関節の動きに偏りがあったりすると、身体の別の場所に負担がかかることがあります。

もちろん、今回のようなベーカー嚢腫の原因そのものを「お尻の筋肉の硬さ」と考えるわけではありません。

ベーカー嚢腫の病態と、周囲の筋肉の緊張や身体の動きの問題は分けて考える必要があります。

当院では、診断された病態を尊重したうえで、患者様が感じている違和感や動きにくさなどについて、身体全体から状態を確認しています。

膝裏の症状でも「膝だけ」を見ない

今回のケースで改めて感じたのは、症状が出ている場所だけを見るのではなく、その周辺や身体全体の動きを確認することの大切さです。

膝裏が気になるからといって、膝だけに原因があるとは限りません。

お尻や太もも、ふくらはぎなどの筋肉がどのような状態なのか。

歩行や立ち姿勢、膝の曲げ伸ばしで身体がどのように動いているのか。

こうした点も確認しながら、その方の状態に合わせて施術を行います。

膝裏の膨らみや違和感が気になる方へ

膝裏の膨らみや痛み、違和感がある場合、まずは整形外科などの医療機関で原因を確認することをおすすめします。

そのうえで、

「膝周辺が張っている」

「歩くと違和感がある」

「太ももやふくらはぎまで張っている」

「膝だけでなく下肢全体の状態も見てほしい」

という方は、一度身体全体の状態を確認してみるのも一つの方法です。

まつもと鍼灸整骨院では、痛みや違和感のある場所だけを見るのではなく、筋肉・関節・身体の動きなどを確認しながら、その方に合わせた施術を行っています。

まとめ

今回の患者様は、整形外科でベーカー嚢腫と診断され、特に右膝裏の膨らみが気になっていました。

当院で身体を確認すると、右のお尻を中心に、太ももから下腿部まで強い筋緊張がみられました。

そこで、膝だけではなく、お尻・太もも・下腿部まで含めてマッサージと鍼による施術を行いました。

ベーカー嚢腫そのものについては医療機関での評価が重要ですが、膝周辺の違和感や身体の動きについては、膝だけに注目せず、身体全体の状態を確認することも大切です。

膝裏の膨らみや違和感が気になる方は、まず原因を確認したうえで、身体全体の状態にも目を向けてみてください。

膝裏の膨らみや違和感でお悩みではありませんか?

「膝裏が膨らんでいる気がする」

「膝を曲げると、膝裏が張る」

「整形外科で原因は分かったけれど、身体のケアについても相談したい」

「膝だけでなく、太ももやふくらはぎまで張っている」

このような症状でお悩みでしたら、一人で抱え込まずにご相談ください。

まつもと鍼灸整骨院では、症状のある膝だけを見るのではなく、お尻・太もも・ふくらはぎなど、身体全体の筋肉や動きを確認しながら施術を行っています。

なお、膝裏の腫れや膨らみにはさまざまな原因があるため、まずは整形外科などの医療機関で診断を受けることが大切です。

そのうえで、周囲の筋肉の緊張や身体の動きについて相談したい方は、当院までお気軽にお問い合わせください。

「この症状でも相談していいのかな?」という段階でも大丈夫です。

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